賃貸住宅の事故物件

ウィキペディアを参照してみると事故物件として扱われる物件としては、以下のようなケースが挙げられるそうです。
・殺人、傷害致死、火災(放火ないし失火)などの刑事事件に該当しうる事柄で死者の出た物件
・事件性のない事故、自殺、災害(地震による崩壊など)や孤独死などで居住者が死亡した物件

不動産の仕事をしているとこういった物件をたまに目にします。
募集図面に「告知事項有り」と記載されていたりします。
こういった事故物件は通常は入居希望者が少なくなるため、相場に比べて非常に安く借りることできます。
私の友人でも若い頃、お金が無くてあえて事故物件を探して入居した人がいました。
その友人が入居した部屋は室内で入居者が自殺した部屋だったそうです。
また事故物件情報を公開している有名なサイトもあります。
私もこのサイトで当社の地域を見てみましたが、一部謝った情報もありました。

また扱いが非常に難しいのが心理的事故物件と言われる物件です。
いわゆる幽霊が出るといわれる物件です。
過去にそこで事件や事故が起きたこともないのですが、その部屋に出る・・・というものです。
霊感が強い人は感じるが、そうでない人は全く感じない。
また幽霊が出るという確証も得ることはできません。

実は以前に当社の管理物件でこのような物件がありました。
その物件には過去に何も事件はありませんでした。
しかし、その部屋の入居者さんが入居してから数か月で退去。
その時は退去理由については何も言いませんでした。
そして次の入居者さんも3ヵ月程で退去。
その時は「この部屋の雰囲気がなんとなく気持ち悪いから」という理由でした。
そして次の入居者さんは2ヵ月で退去。
そしてこの時ははっきり言われました。
「この部屋は幽霊が出る。もうあの部屋に行きたくないので荷物搬送も全て引越業者に任せた」と。

その入居者さんの退去後、当社の者が室内に入っても何も感じませんでした。
その後の募集について、どうすべきか悩みました。
オーナー様と相談した結果、物件紹介する際はこれまでの経緯を全てお客様にお話しした上で募集することにしました。
その後、全てを承諾して入居を決めたお客様が現れました。
「霊感なんて全くないし、幽霊なんて信じない。」ということでした。
そのお客様は4年程入居して仕事の関係で退去されました。
4年の間は一度も幽霊は出なかったそうです。
その後、何人もの方が入居されましたが、結局何の問題もなく今も当社で管理しています。

いずれにしても、ご自分が希望している部屋が他の物件と比べて条件が良い場合は、
不動産会社に確認すれば事故物件かどうかは必ず教えてくれます。
まあ正直な不動産会社であれば、聞く前に教えてくれますけどね。